Webライターなのにブログしてないの?【ポートフォリオに最適】
こんにちは、KAIです。
プロ構成ライター、戦略コンサルタントをしています。
本記事で解決できる悩み

「Webライターはブログをした方がいいらしい」
「ブログってポートフォリオになりますか?」
「ウェブライターがブログをするメリットって?」
大丈夫です。こんな悩みを解決します。
著者の略歴
コピーライター歴8年、フリーランス歴4年。
これまで150を超える企業案件で、文章原稿を作成してきました。
クリエイターを選ぶ発注者側の視点がわかる
ポートフォリオブログをすべき理由がわかる
フリーランスや副業といった経験にもとづく話をしていきますね。
「ブログとnote」で迷っている方は以下の記事で解説しています。
【後悔しない選び方】ブログとnoteの違いとは?5つの目的別【徹底比較】
【4タイプから診断】ブログ内容は目的から逆算して決めるべき
※目次をクリックすると、該当箇所に移動します。
Webライターがポートフォリオとしてブログをすべき理由とメリット
結論からお伝えします。
Webライターがブログを始めるべき理由は、大前提として『ポートフォリオ』になるからです。
「それくらいは知ってるよ」という方も多いはずなので、以下のように内容を深堀りしていきます。
・ポートフォリオとしての価値
・ブログ運営を通して得られるスキルと経験
上記を整理した上で、本記事では実際に「ブログを始める手順」や、「必要な費用」を解説します。
「ブログの詳細な分類」は以下の記事で解説しています。
「特化ブログと雑記ブログの選び方【理想と現実】のギャップをチェック!」
ポートフォリオブログのメリット①ウェブライターにとって信頼性の高いプロフィールになる
まずは、『ポートフォリオとしての価値』を次の順でお伝えします。
① ブログが独自性の高いプロフィールになる
② 常にアップデートできる
③ 集客チャネルが増える
④ スキルアップになる
まずは、そもそもブログがプロフィールとして不可欠な理由をお伝えします。
その理由とは『発注者の安心材料』になるからです。
たとえば、『クラウドソーシング』など応募・選考形式で仕事を獲得する場合、かならず他のライターと『比較』されます。
・受注実績数
・経験年数
など、そもそも初心者は圧倒的に不利ですね。
特に、プロフィールが全員同じフォーマットなので、『数字の差』だけで判断されて失注する可能性が高くなります。
「穴場のクラウドソーシングサービス」は以下の記事で解説しています。
文章を仕事にできる人の特徴【業界8年】のコピーライターが解説
発注者の本心
発注者側が求めているニーズを次のように誤解していませんか?
「最高で最新の記事を書いてほしい」
「他の人が書けないユニークな記事を書いてほしい」
発注者の心理は、多くの場合、次のようなことを求めています。
「ハズレを引きたくない」
「納期を守れる堅実なライターを探している」
行動心理学的にも証明されているように『ヒトは得をする以上に、損失を避けたいと思う』からです。
「私は〇〇ができます」よりも、実際に運営しているブログを見せる方が圧倒的に説得力があります。
・プロフィール:経歴などの基本情報
・ブログの文章:ライティングのスキル
・ブログの印象:ウェブデザインの知識
・ブログの実績:SEOやマーケティングの知識
ポートフォリオにブログが最適なのは、発注者にとって安心材料になるからなんですね。
「行動心理学」は以下の記事で解説しています。
説得力のある文章を書くには?【根拠が最強】
ブログと個人のホームページとの違い
「ブログじゃなくて、ホームページじゃダメなの?」という疑問もあるかもしれません。
しかしポートフォリオブログを作る目的は、募集者にとって大きな『安心材料』なることです。
ポートフォリオではあくまでも「どんな文章を書くのか」を論より証拠で提示することが重要です。
人柄 < 理念 < 実績 < ブログ記事(=ライティングスキル)
残念ながら、長期契約でもない限り「あなたが何者か」という情報は、ほぼ価値がありません。
つまり個人のホームページに掲載するような「サービスの理念」「事業のコンセプト」「制作方法」「経歴」といった情報では不十分なのです。
「実績になる広告賞」は以下の記事で解説しています。
【ファイナリスト直伝】宣伝会議賞の対策法『コピーの感覚値』を掴もう
【2020年最新】宣伝会議賞で大賞を受賞できるのは「発見」のあるキャッチコピー
ポートフォリオブログのメリット②常にアップデートできる
ポートフォリオとしての価値、2つ目は「アップデート」できることです。
① ブログが独自性の高いプロフィールになる
② 常にアップデートできる
③ 集客チャネルが増える
④ スキルアップになる
ライティングスキルは日々上達します。
早い人なら1年もすれば朱(修正)なしで納品できるのではないでしょうか?
ただし納品した記事では、最新の文章スキルを証明することができません。
「いまはもっと質の高い記事が書けます」
だけでは説得力に欠けるため、常に更新できるポートフォリオブログを自分で運営すべきです。
ポートフォリオブログのメリット③集客チャネルが増える
最後は集客チャネル、つまり集客ルートが増えることです。
① ブログが独自性の高いプロフィールになる
② 常にアップデートできる
③ 集客チャネルが増える
④ スキルアップになる
記事投稿を継続するなどSEO対策をすることで、ウェブ検索からポートフォリオサイトに顧客が流入するルートが生まれます。
サーチエンジン最適化のこと。
Googleなどのサーチエンジンにおける表示順位を高くするために、ウェブサイトの内容を最適化すること。
何万人と登録者がいるクラウドソーシングで埋もれるよりも、たとえば
「東京 美容系 ライター」
といった検索キーワードで上位表示される方が、圧倒的に指名発注の可能性が高くなります。
重要なのはブログポートフォリオでの集客が『インバウンド型』であること。

インバウンドとは「登録 → 応募 → テスト → 選考」といった営業を一切しなくても、「向こうから仕事が来る仕組み」を確立できるということです。
「インバウンド」は以下の記事で解説しています。
「ブログを始めるメリットって?【全人類】にオススメしたい9つの理由」
ポートフォリオブログのメリット④スキルアップになる
じつは「ブログを運営していること」自体があらゆるスキルの証明になります。
① ブログが独自性の高いプロフィールになる
② 常にアップデートできる
③ 集客チャネルが増える
④ スキルアップになる
たとえば次のようなスキルです。
・SEO対策
・マーケティング
・SNS運用
・ライティング
・デザイン
・ロジカルシンキング
言い換えれば、あらゆる企業が抱える『オンラインからの集客』とまったく同じ課題を解決できるということです。
特に、単に『知識』があるだけでなく『実践経験』があることは、近い将来、企業に対してコンサルティングをする際の大きな自信にもなりますよ。
「ブログのデザイン」は以下の記事で解説しています。
「初心者でも『失敗しない』WordPressテーマの選び方【おすすめ5選】」 WordPressでブログを始めるなら、デザインの『4大原則』を理解しよう!
Webライターがポートフォリオブログをするデメリット
ただし、ポートフォリオブログを運営する上でのデメリットも理解しておく必要がありますね。
① ライター業との並行作業がハード
② 自分のブログが気になる
簡単に解説します。
「WordPressブログの注意点」は以下の記事で解説しています。
【後悔する前に】ブログを始めるなら【絶対】知っておくべき9つの注意点
WordPressでブログを始めるメリット7つ&デメリット4つ
【世界シェア38%】WordPress(ワードプレス)の人気の理由に迫る!
ポートフォリオブログのデメリット①webライター業との並行作業がハード
並行作業で忙しくなるというデメリットは、どうしても避けられませんね。
個人的に実践した経験上の意見ですが、1日の労働時間を「直接お金になる仕事」だけに費やしている限り、収入はアップしません。
・スキルを磨く
・新しい知識を増やす
・集客を効率化する
といった「直接お金にならない仕事」に時間を『投資』しない限り、いつまでも『時間に対する収入』があがらないからです。
同じ質の仕事をする人に、わざわざ報酬をアップしますか?
・稼ぐための時間消費
・稼ぐための時間投資
のバランスを考えながら計画的に運用していきましょう。
ちなみに後述しますが、ブログの「開設作業」自体は、1日もあれば十分可能ですよ。
「ブログの開設方法」は以下の記事で解説しています。
「【初心者向け】WordPressでブログの始め方【5ステップ徹底図説】」
ポートフォリオブログのデメリット②自分のブログが気になる
もうひとつのデメリットは、受注している仕事が手つかずになる恐れがあることです。
・低い単価で受けているライティング案件
・可能性に満ちた自分のブログポートフォリオ
こういった観点で2つの仕事を天秤にかけ始めると危険ですね。
ただ、ブログをはじめることで、記事構成やサイト設計といったスキルが身につくので、ライティングスピードは格段にアップしますよ。
「ブログ運営の全体像」は以下の記事で解説しています。
【全体像が知りたい!】ブログの始め方をわかりやすく解説【初心者必見】
副収入にもなるWebライターのポートフォリオブログ
ブログが「スキルアップ」「集客」といった長期的な価値になることはお伝えしました。
ただし、実は運営するブログそのもので収益化を完結することもできます。
たとえば、ブログ内に広告を掲載して報酬を得る『広告収入』です。
「ブログで稼ぐ仕組み」は以下の記事で解説しています。
ブログで稼ぐ仕組みとは?『商品』と『広告枠』の2つから【適性診断】
【副業の新定番!】ブログをおすすめする理由【稼ぐ仕組みは?】
①ストック型の資産として
ブログで得られる収益は、一時的なものではありません。
たとえば記事を一度公開すれば「半永久的」に見てもらえるように、『ストック型』の資産として継続的な収入源になるからです。
もちろん実際に原稿を納品している「発注者のサイト」が収益を得ているのも同じ方法ですからね。
②WordPressブログの気になる初期費用と月額経費
それでは具体的なポートフォリオサイトを運営するのに必要な費用を説明します。
ブログを開設するのに必要な費用は「約8,000円」です。
項目 | 費用(税抜) |
---|---|
①独自ドメイン | ¥1,000 (年額) |
②WordPress | ¥0 |
③レンタルサーバー | ¥3,000 (初期費用) |
¥3,600 (月額費用3ヶ月分) |
|
合計 | ¥7,600 |
契約時にまとめて月額費用を3ヶ月払うため、「約8,000円」が実際に必要な金額です。
ちなみに実質の初期費用は「③レンタルサーバーの契約手数料3,000円」のみです。
それ以外は、「月額費用が毎月1,000円ほど」あれば運営していけます。
「ドメイン」は以下の記事で解説しています。
【無料はNG!】独自ドメイン名とは?正しい決め方とおすすめサービス
「WordPressブログの開設費用」は以下の記事で解説しています。
【月額1,000円】で始めるWordPressブログ【開設費用】
③WordPressブログの開設方法
最後に具体的なブログの解説方法を紹介します。
すでにお伝えしたように、開設するには1日あれば十分です(データが反映される待ち時間=放置時間がほとんどです)。
詳しい解説方法については「【初心者向け】WordPressでブログの始め方【5ステップ徹底図説】」 からご覧ください。

KAI
「以上です。お疲れ様でした!ブログ運営を通じて、個人としての発信力を大幅にアップしましょう」
WordPress コピーライティング ブログ ポートフォリオ ライター