【定番サービス7選】ブログを始めるなら目的別で選ぶべき【稼ぐならWordPress1択】
こんにちは、KAIです。
プロ構成ライター、戦略コンサルタントをしています。
本記事で解決できる悩み

「ブログを始めたい!どこがおすすめですか?」
「ブログサービスの選び方がわかりません」
「どうせならブログで副収入を稼ぎたい」
大丈夫です。こんな悩みを解決します。
著者の略歴
コピーライター歴8年、フリーランス歴4年。
これまで150を超える企業案件で、文章原稿を作成してきました。
目的に合わせてブログサービスが選べる
ブログを運営する際の注意点やポイントが分かる
ちなみに既にブログサービスは決めているけど、なにを書くべきかわからない方もいるかもしれませんね。
「目的別の記事内容の決め方」は以下の記事で解説しています。
【4タイプから診断】ブログ内容は目的から逆算して決めるべき
※目次をクリックすると、該当箇所に移動します。
これからブログを始めるなら『目的別』に選ぶべき
結論からお伝えします。
これからブログサービスを選ぶなら、『目的』に合わせて選ぶ必要があります。
・SNS感覚で日記を綴りたい → Amebaブログ
・手軽にカスタマイズしたい → ライブドアブログ
・意見を多くの人に伝えたい → はてなブログ
・広告を表示させたくない → Blogger
・動画や音声で発信したい → Tumblr
・自己表現の場がほしい → note
・長期の資産や収入源にしたい → WordPress
その理由は、ブログサービスの仕様によって、向き不向きや、できることに「制限」があるからです。
ブログサービス7つを比較
具体的には、『定番』のブログサービス7つを例にすると次のようになります。
サービス | カスタマイズ | アフィリエイト | ドメイン | コスト |
---|---|---|---|---|
①Amebaブログ | × | △ | サブディレクトリ | 無料 |
②ライブドアブログ | PC◯SP× | ◯ | サブドメイン | |
③はてなブログ | △ | ◯ | サブドメイン | |
④Tumblr | △ | ◯ | サブドメイン | |
⑤Blogger | △ | ◯ | サブドメイン | |
⑥note | △ | △ | サブディレクトリ | |
⑦WordPress | ◯ | ◯ | 独自ドメイン | 有料 |
※ドメインについては、有料プランにすることで独自ドメインを使用できる場合があります。
なお、①〜⑥は一般的に「無料ブログ」、⑦はWordPressそのものは無料ですが、ドメインやサーバー(後述します)が必要なため「有料ブログ」と呼ばれています。
一覧表だけでは不十分なので、サービスを選ぶための「判断基準」と、各サービスの「特徴」をこれから説明していきます。
「ブログタイプの選び方」は以下の記事で解説しています。
特化ブログと雑記ブログの選び方【理想と現実】のギャップをチェック!
ブログを始めるなら、サービス選びの基準を理解しよう
まず、ブログサービスを選ぶ上での判断基準は大きく次のようになります。
①コンテンツの適性
②カスタマイズ性の高さ
③アフィリエイトの幅広さ
④リスクの低さ
順に解説します。
「アフィリエイト」は以下の記事でも解説しています。
ブログで稼ぐ仕組みとは?『商品』と『広告枠』の2つから【適性診断】
基準①コンテンツの適性
まず、ブログサービスによって『コンテンツの適性』があることを知っておきましょう。
たとえば『YouTube』に文章だけのコンテンツを投稿しないように、サービスの仕様上の向き不向きは当然ありますが、それだけではありません。
・メディア形式など仕様上の違い
・サービス特有の文化や慣習
サービスによってユーザー層や興味が異なるため、「なんとなくそういうのはここじゃない」という雰囲気はサイトを見ていれば感じるはずです。
このあたりは、各サービス紹介で具体的に説明します。
基準②カスタマイズ性の高さ
次の判断基準は『カスタマイズ性』です。
たとえば『ブランド』という言葉があるように、「デザイン」などの見た目や、どんなメッセージを伝えるかという「価値観」は、オリジナリティを生み出す重要な要素です。
独自のブログへとデザインをカスタマイズすることで自分の世界観に好印象を与え、「ファン」を増やすことで、読まれるブログは作られていきます。
基準③アフィリエイトの幅広さ
『アフィリエイト』とは、自分のブログで企業の商品を紹介して報酬を得るネットビジネスの定番手法です。

いわゆる『成果報酬型』で広告収入を得ます。
ブログサイトで紹介されている「商品」や「サービス」の広告をクリックしたユーザーが、商品を購入やサービスの申込みをした時点で、広告主から報酬が支払われる広告の仕組み
アフィリエイトをする上では、『ASP(エーエスピー)』という代理店と提携する必要があります。
しかし、ブログサービスによっては、『ASP』をほとんど選べないケースもよくあります。
根本的に、「無料ブログ」はサービス運営側のさじ加減によってルールが変わります。
「サービスへの依存度」が高いことを強く認識しておきましょう。
基準④リスクの低さ
最後の『リスク』はを知っておかないと、ブログに費やすすべての努力が水の泡になる可能性もあるので一番重要です。
すでにお伝えしたように、「無料ブログ」はサービスのプラットフォームを借りてブログを投稿することになります。
具体的には「無料ブログ」は次のようなリスクのもと運営することになります。
・ルールが変われば従わなければいけない
・カスタマイズなどはサービスの仕様に制限される
・運営側に突如アカウントを締結される恐れがある
・サービスが終了すればブログはなくなる
ちなみに「LINEが運営しているなら、サービス終了の心配は必要ない」と考える方もいらっしゃいますが、それは間違いです。
それを証拠に、日本が代表するIT企業『Yahoo!』が運営する『Yahoo!ブログ』は終了しています。
参考:Yahoo!ブログ終了のお知らせ
「ブログの注意点」は以下の記事で解説しています。
【後悔する前に】ブログを始めるなら【絶対】知っておくべき9つの注意点
WordPressブログを開設をするなら必須の知識:ドメインとサーバーについて
「有料ブログ」といわれるWordPressでブログを開設するために必要なものは次の3つです。
・ドメイン
・サーバー
・WordPress
全部でこの3つです。

イメージとしては自分のお店をインナーネット上にオープンするのと似ています。
項目 | イメージ |
---|---|
サーバー | 土地 |
ドメイン | 住所 |
WordPress | お店 |
出店するために「土地」を契約して、「住所」が決まり、そこに「お店」を建てる、そんなイメージです。
ドメインとは
『ドメイン』とは、ホームページの「URL」のことですね。
なお、「独自ドメイン」「サブディレクトリ」「サブドメイン」の意味と違いは次の図をご覧ください。
「独自ドメイン」はすべて自分で自由に取得できるのですが、「サブディレクトリ」や「サブドメイン」は選べる箇所が限定されます。
開設費用については後ほど『WordPressブログ』の章で解説しますね。
「ドメインとサーバー」は以下の記事で解説しています。
【無料はNG!】独自ドメイン名とは?正しい決め方とおすすめサービスを解説
無料/有料ブログの特徴を具体的に解説
すこし「判断基準」の話が続いたので繰り返しますが、ブログは『目的別』に選ぶ必要があります。
再掲します。
・SNS感覚で日記を綴りたい → Amebaブログ
・手軽にカスタマイズしたい → ライブドアブログ
・意見を多くの人に伝えたい → はてなブログ
・広告を表示させたくない → Blogger
・動画や音声で発信したい → Tumblr
・自己表現の場がほしい → note
・長期の資産や収入源にしたい → WordPress
特に各サービスによってコンテンツの適性が大きく異なるので、ひとつひとつ詳しく解説していきます。
①『Amebaブログ』を始めるならこんな目的の人におすすめ
「CyberAgent」が運営する『Amebaブログ』は、通称「アメブロ」としておなじみですね。
国内トップレベルのシェア率を誇り、人気が高いブログサービスです。
多くの芸能人が日常を投稿するオフィシャルブログに選んでいることも人気の理由のひとつでしょう。
・CyberAgentが運営
・国内シェアトップレベル
ちなみに、足跡機能「ペタ」が特徴のひとつでしたが、2020年11月に終了とのことです。
Amebaブログのメリット
「Amebaの公式トップブロガー」として、書籍出版やテレビ出演、グッズのプロデュースなど、ブロガーから一躍著名人になったことで『ブロガー』そのものの認知度も高まりましたね。
そもそもブログは収益化に時間がかかります。
「メディアのチカラを借りて一躍有名人になりたい」という人はもちろん、ユーザー数が多いのでブログ開始初期からアクセスが期待できますよ。
Amebaブログのデメリット
ただ『Amebaブログ』は他のブログサービスに比べて「実用性の低さ」が目立ちます。
たとえば2020年4月には公式アフィリエイト『Ameba Pick』をスタートしました。
これにより以前まで使用可能だった外部のASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)を利用することができなくなりました。
・Amazon
・楽天市場
・ユニクロ
・au Wowma! ショッピングモール
・Yahoo!ショッピング
※追加で提携可能
収益化する上で、選択肢が限られることは大きなデメリットですね。
また、独自ドメインが利用できず、サブディレクトリが割り当てられるという点も、マイナスポイントでしょう。
『Amebaブログ』はSNS感覚で日記を投稿したい人におすすめです。
「ASP」は以下の記事で解説しています。
【全体像が知りたい!】ブログの始め方をわかりやすく解説【初心者必見】
②『ライブドアブログ』を始めるならこんな目的の人におすすめ
LINEが運営する『ライブドアブログ』。
運営会社ならではのサービスとして、「フォロー」されるとLINEに通知が来るといった「連携」できるのが特徴です。
・簡単カスタマイズ
・自由なドメイン設定
「ニュース速報」は特徴的なコンテンツではないでしょうか。
投稿に対して「5ch」のノリでコメントを書くといったリアクションもあり、いわゆる「ネット民」の人にはうれしい仕様ですね。
ライブドアブログのメリット
とにかくPCのカスタマイズ性に優れています。
テンプレートが豊富で、カスタマイズ画面も直感的なので、簡単デザイン性の高いブログに仕上げることができます。
ライブドアブログのデメリット
一方で『ライブドアブログ』はスマホ用カスタマイズ性となると、一気に選択肢が限定されてしまいます。
・背景
・メニューバー
・文字色
・背景画像
ほぼこれだけで、ファーストビュー(ページの最上部)に大きく表示される広告も消すことができません。
特にBtoB(対企業向けの情報発信)でない場合は、PCよりもスマホで閲覧される割合が圧倒的に高いので、非常に残念ですね。
「時事ネタ」や「雑談」を投稿するのが好きな方にはおすすめです。
『WordPressブログのカスタマイズ』は以下の記事で解説しています。
「初心者でも『失敗しない』WordPressテーマの選び方【おすすめ5選】」
③『はてなブログ』を始めるならこんな目的の人におすすめ
「株式会社はてな」が運営する『はてなブログ』。
『はてなブックマーク』という独自のサービスが特徴ですね。
オンラインにブックマークを保存・公開できるソーシャルブックマークサービス。
ブックマークしたウェブページについてコメントを書き込み意見を共有できる。
1度は『B!』マークのソーシャルボタンを目にしたことがあるのではないでしょうか?
はてなブログのメリット
はてなブログのメリットはやはり『はてなブックマーク』からの流入が期待できることですね。
ブログの立ち上げ初期でも多くの人の目に触れる可能性があるのは、モチベーションも上がるので大きなメリットでしょう。
はてなブログのデメリット
よくいえばシンプルですが、デザイン性の低さはよくいわれるデメリットです。
また、広告は表示されるけど控えめだったり、仕様の制約はあるけど柔軟さもあったりと、正直目立ったデメリットはありません。
もしも「意見」や「ビジネス知識」「ノウハウ」などを積極的に発信したいなら『はてなブログ』は選択肢に入るでしょう。
「ビシネス知識」は以下の記事で解説しています。
【キャンペーン情報も】グロービス学び放題の全体像【まとめ】
【口コミ30選まとめ】グロービス学び放題の評判ってどうなの?
動画学習サービス5選【徹底比較】グロービス学び放題はどんな人におすすめ?
【全6タイプを網羅】グロービス学び放題の料金プランの選び方【一覧表】
④『Tumblr』を始めるならこんな目的の人におすすめ
『Tumblr』は、Davidville.incが運営するマイクロブログサービスです。
「マイクロブログ」とは、日常の気軽な「つぶやき」を投稿する簡易型のブログのこと。
代表的なサービスは「Twitter」。
ただ初見で気づくと思いますが、日本のユーザーはまだまだ少ない印象です。
Tumblrのメリット
『Tumblr』は無料なのに広告が表示されないという大きなメリットがあります。
またテキスト文章や画像だけでなく、様々なフォーマットで単独コンテンツとして投稿することができます。
・テキスト
・画像
・引用
・リンク
・チャット
・音声
・動画
ちなみに「adidas」や「NISSAN」などの企業が公式ページを運営しています。
今後、日本でどこまで受け入れられるかも楽しみですね。
Tumblrのデメリット
目的にもよりますが、なにより『Tumblr』のデメリットは情報量が多すぎることではないでしょうか。
画像や動画など、とにかく視覚情報の多いコンテンツで溢れているため、ザッピング感が強烈です。
ポートフォリオサイトなど「文章コンテンツ」を軸としたブログ運営をする場合、ほかの画像や動画やコンテンツに埋もれるので避けるべきでしょう。
「ポートフォリオ」は以下の記事で解説しています。
「Webライターなのにブログしてないの?【ポートフォリオに最適】」
⑤『Blogger』を始めるならこんな目的の人におすすめ
『Blogger』は、「Google社」が運営するブログサービスです。
Google社が運営することもありTumblrと同じく海外発信がメインだと言わざるをえません。
Bloggerのメリット
『Blogger』は無料にも関わらず広告を表示されることがありません。
また、逆に『Google AdSense』を設定して、自分で広告掲載もできるので、収益化目的にもおすすめです。
Bloggerのデメリット
海外では評価が高いものの、まだまだ日本に浸透しないのが残念ですね。
ただし、『Blogger』はプラットフォームとしてのブログサービスではなく、『WordPress』に近いサービスだといえます。
⑥『note』を始めるならこんな目的の人おすすめ
ご存知かもしれませんが、『note』年々ユニークユーザーが激増しているブログサービスです。
いくつものブログサービスがしのぎを削る中で、独自のブランドを確立したといえるでしょう。
「note」特徴は以下で解説しているので割愛します。
【後悔しない選び方】ブログとnoteの違いとは?5つの目的別【徹底比較】
noteのメリット
エッセイや自己表現、記事そのものを販売できることは、ほかにはない「最大のメリット」だといえるでしょう。
また、近年サイトそのものがGoogleに評価されているからか、検索順位上位に表示されやすい傾向も実感しています。
noteのデメリット
『note』はたしかにシンプルに洗練されています。
あくまでも「相対的」にはどのコンテンツもシンプルで、デザインでの独自性が作りにくい印象は否めません。
稼ぎになる自己表現の場として、活用してみて損はないと思います。
「相対的」は以下の記事で解説しています。
客観的な思考とは?他人が『評価』できるための【形容詞置換法】
具体化と抽象化の『真実』行き来しないと【無意味】
⑦『WordPress』でブログを始めるならこんな人目的の人におすすめ
最後に紹介するのが『WordPress』です。
何と、全世界のウェブサイトの約38%がWordPressを採用しています。
ブログだけでなく、ウェブサイト全体とは圧倒的なシェアですね。
「WordPress」は以下の記事で解説しています。
【世界シェア38%】WordPress(ワードプレス)の人気の理由に迫る!
WordPressのメリット
WordPressブログは収益化だけでなく、人生におけるスキルアップなど様々なメリットをもたらします。
◆マネー編
・初期投資が少なく在庫がゼロ
・収益が生まれる
・自分の人生が価値になる
◆スキル編
・特別なスキルがいらない
・言語化スキルが上達する
・論理的に考えが整理できる
◆ライフ編
・アウトプットが習慣化できる
・個人としての市場価値が上がる
・ストック型で資産になる
単なる趣味ではなく、自分の資産として運用していくなら『WordPress』をおすすめします。
「WordPressブログのメリット」はこちらで徹底解説しています。
ブログを始めるメリットって?【全人類】にオススメしたい9つの理由
【副業の新定番!】ブログをおすすめする理由【稼ぐ仕組みは?
WordPressでブログを始めるメリット7つ&デメリット4つ
WordPressのデメリット
まず、ほかのブログサービスと違い、WordPressブログには「運営費用」が必要です。
「月額費用」は約1,000円です。
「初期費用」は大まかに次のようなイメージです。
項目 | 費用 |
---|---|
独自ドメイン | ¥1,000 (年額) |
レンタルサーバー | ¥3,600 (月額費用3ヶ月分) |
(※税抜表示)
また、記事を投稿するまでに「ブログを開設する」手順が他に比べて複雑です。
ブログを新たな収入源にして、理想の暮らしを実現できるように、しっかりサポートしますね。
「WordPressブログの開設方法」は以下の記事で解説しています。
「【初心者向け】WordPressでブログの始め方【5ステップ徹底図説】」
すべて写真付きで解説しているので、安心してください。

KAI
「以上です。お疲れ様でした!」
WordPress ブログの始め方 初心者 副業 無料/有料ブログ