人の心を動かす文章を書くには?【すぐに使える】感情を動かす3つのコツ

文章の書き方

こんにちは、KAIです。

プロ構成ライター、戦略コンサルタントをしています。

本記事で解決できる悩み

悩める人

「人の心を動かす文章が書けるようになりたい」
「文章がうまくなくても感情って動かせるの?」
「論理にも感性にも訴える文章が書きたい!」

大丈夫です。こんな悩みを解決します。

著者の略歴

ACTION PLAN プロフィール
コピーライター歴8年、フリーランス歴4年。
これまで150を超える企業案件で、文章原稿を作成してきました。

記事を読むと

人の心を動かす文章の書き方がわかる
読者の興味や関心がわかるようになる

※本記事は、メンタリストDAIGO著「人を操る禁断の文章術」を参考にしています。
今なら『Kindle Unlimited』【30日間無料】読み放題中なので、お試しください。

※目次をクリックすると、該当箇所に移動します。

人の心を動かす文章を書くには?

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結論からお伝えします。

人の心を動かす文章を書くには3つのコツがあります。

人の心を動かす文章のコツ

①ワンメッセージで書く
②自分の過去の行動を書く
③相手の未来の姿を書く

人の心を動かすための本質

人は感情で動く生き物です。

理性や、論理は、あくまでも自分の心の動きを正当化するための”後付け”でしかありません。

3つのコツいずれかに当てはめて文章を書くことで、平凡な文章が「人の心を動かす文章」に生まれ変わります。

「本質」は以下の記事で解説しています。
本質を見抜く3つの視点と思考法【VUCA時代をどう生きるのか】

それでは具体的に解説します。

人の心を動かす文章術①ワンメッセージで書く

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人の心を動かす文章のコツ、1つ目は「ワンメッセージで書く」です。

人の心を動かす文章のコツ

①ワンメッセージで書く
②自分の過去の行動を書く
③相手の未来の姿を書く

たとえば、床掃除を自動でしてくれるロボット掃除機『ルンバ』を売りたい場合。

『ルンバ』がどんな商品なのかを知ってもらい、購入につなげるには、商品をどう紹介すべきでしょうか?

・従来の10倍を誇る吸引力
・3段階の吸引システム
・高さ10cmの薄型設計
・自動充電&自動再開
・床に合わせて調整する吸引口
・ゴミを逃さない清掃センサー

もしこれだけの”売り”があったとしても、いきなりすべてを伝えるのは間違いです。

情報量が多いと受け手がすべて受け取れず、伝えたいことも分散されてしまうからです。

ワンメッセージの具体例

「正しい情報をできるだけ多く知ること」と「人の感情を動かせること」は、残念ながら比例しません。

情報の多さ ≠ 感情への影響力

では、どんな文章にするべきかでしょうか?

それが『ワンメッセージ』です。

イメージとしては広告のキャッチコピーです。

たとえば

掃除の時間が、自由な時間に。

のように、まずはひとことで相手の関心を惹く「ワンメッセージ」が重要になるのです。

「キャッチコピーの発想法」は以下の記事で解説しています。
【ファイナリスト直伝】宣伝会議賞の対策法『コピーの感覚値』を掴もう
宣伝会議賞で大賞を受賞できるのは「発見」のあるキャッチコピー

消費者の行動を段階ごとに分けて考える『AISASの法則』

本記事のテーマとは若干それますが、重要な知識なので紹介します。

ワンメッセージの考え方は、マーケティング戦略で使われる『AISASの法則』(アイサスの法則)とも合致します。

『AISASの法則』
Attention 注意
Interest 関心
Search 検索
Action 行動
Share 共有

この表は、以下のように「消費者行動プロセス」を5つのステップで表しています。

消費者行動プロセス

注意 → 関心 → 検索 → 行動 → 共有

つまり、消費者はすごろくでコマを進めるように、少しずつ段階を踏みながら、商品の購入を決定します。

『AISASの法則』
 注意  商品に気づく
関心 商品に興味を持つ
検索 商品のことを調べる
行動 商品を購入する
共有 商品のことを発信する

たとえば、まったく知らない商品のことを、いきなり「検索」することはありえません。

また、「関心」がない相手に、「検索」で知るような情報量を伝えても響きません。

商品を売る場合だけでなく、日常会話で興味を惹く場合にも使えますよ。

「購買プロセス」は以下の記事で解説しています。
「特化ブログと雑記ブログの選び方【理想と現実】のギャップをチェック!」

人の心を動かす文章術②自分の過去の行動を書く

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人の心を動かす文章のコツ、2つ目は「自分の過去の行動を書く」です。

人の心を動かす文章のコツ

①ワンメッセージで書く
②自分の過去の行動を書く
③相手の未来の姿を書く

自分の過去の行動とは、「自分がどう思うか」だけでなく、「どう思ったからこう行動した」という事実を伝えるという意味です。

人の感情を動かすこと ≠ 自分の感情を伝えること

よほどの信頼関係がない限り、感情論で人は動きません。

「事実や根拠を使った文章」は以下の記事で解説しています。
論理的な文章の書き方【重要】なのは伝える順番
説得力のある文章を書くには?【根拠が最強】

自分の過去の行動を書く方法の具体例

たとえば、美味しいお店を紹介してくれた上司にお礼を伝える場合。

「素敵なお店を紹介してくれてありがとうございました。本当に心から感謝しています。」

と、「自分の感情をいかに伝えるか」に意識がいっていませんか?

そもそも感情は人によって「尺度」が違います。

「本当に心から感謝している」がどれくらいの感謝なのかは、本人にしかわかりません。

自分の尺度 ≠ 相手の尺度

だから気持ちよりも「行動」という『事実』を書くべきです。

「論より証拠」です。

たとえば先ほどの事例なら

「素敵なお店を紹介してくれてありがとうございました。本当に嬉しくて、あれから3回もランチに通ってしまいました。」

どうでしょうか?

「そんなに喜んでくれたなら、また別のお店を教えてあげよう」と思ってくれるはずです。

「論理と根拠」は以下の記事で解説しています。
論理的思考とは?結論を導くプロセスを【徹底図説】
論理的に考えるには?【因果関係】を見つけよう!

人の心を動かす文章術③相手の未来の姿を書く

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人の心を動かす文章のコツ、3つ目は「相手の未来の姿を書く」です。

人の心を動かす文章のコツ

①ワンメッセージで書く
②自分の過去の行動を書く
③相手の未来の姿を書く

「未来」とは、行動した相手がどう変化するかを伝えるという意味です。

たとえば

「この練習は辛いけど、世界的に有名なコーチが勧めているから絶対したほうがいいよ!」

というように、いわゆる『権威性』を使って人の心を動かす手法は定番でしょう。

しかし

辛い > 有名なコーチ推奨

となって心が折れたら、なんの効果もありません。

そこで、次のような伝え方をする必要があります。

「この練習は辛いけど、2ヶ月後には記録が120%以上伸びてるから絶対したほうがいいよ!」

つまり読み手の想像力を刺激して、どんな未来が待っているのかをイメージしてもらうわけです。

「想像力を広げる思考法」は以下の記事で解説しています。
具体化と抽象化の『真実』行き来しないと【無意味】
アナロジー思考とは?【最高に生産的なアイデアのパクリ方】

相手の未来は、相手の願望

相手の「未来」とは、もう少し具体的に説明します。

相手の未来とは

どんな姿になりたいのか
どんな結果が欲しいのか
どう改善したいのか

つまり「願望」のことですね。

「ドリルを売るな。穴を売れ」

というマーケティングの有名な言葉があります。

たとえば商品販売ならお客さんの本当の「ニーズ」を考えることが、心を動かすヒントにつながります。

「相手に響く文章の書き方」は以下の記事で解説しています。
伝わる文章を書く方法【相手のメリット】に変換
いい文章を書く方法【特定の個人】に向けて書くべき

相手の願望は、悩みの裏返し

心を動かすには、文章の読者(相手)がどんな願望を持っているのか、事前に調べてから書くべきです。

文章 読者
提案書 クライアント
報告書 上司
広告 想定顧客
ビジネスメール 取引先
SNS 友達
ラブレター 好きな人
日記 自分

ちなみに相手の願望を叶えて、心を動かすには、2つのアプローチ方法があります。

相手の願望にアプローチする方法

・ポジティブ:興味/関心/趣向
・ネガティブ:悩み

もし、相手のポジティブな願望がわからない場合でも、「どんな悩みを抱えているか」から答えは導き出すことができます。

「悩み」=ネガティブな状態を改善することも、読者の本当のニーズですね。

ネガティブな心理

・不満
・不安
・不明
・不足
・不便

たとえばポジティブな「カッコよくなりたい」よりも、ネガティブな「薄毛を治したい」のように「具体的」なため、ニーズに沿った答えが提示しやすいという特徴があります。

未来の姿が具体的なほど、相手の心に響く文章もピンポイントで書けるようになります。

以下の記事でも「不」について解説しています。
3つの『不』をヤメレば【誰でも】わかりやすい文章が書ける

【まとめ】人の心を動かす文章を書くには

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人の心を動かす文章を書くには「3つのコツ」があります。

人の心を動かす文章のコツ

①ワンメッセージで書く
②自分の過去の行動を書く
③相手の未来の姿を書く

□①ワンメッセージで書く

人はいきなりたくさんのメッセージを受け取ることはできません。
「ワンメッセージ」を心がけましょう。

□②自分の過去の行動を書く

相手の感覚に左右されないような「事実」を使って表現することも重要です。

□③相手の未来の姿を書く

・どんな願望を叶えたいのか
・どんな悩みを改善したいのか

を考えながら、心を動かす文章を書いていきましょう。

KAI
「以上です。お疲れ様でした!」

参考
「ロボット掃除機ルンバ」
「AISAS」MarkeZine