いい文章を書く方法【特定の個人】に向けて書くべき

文章の書き方

こんにちは、KAIです。

プロ構成ライター、戦略コンサルタントをしています。

本記事で解決できる悩み

悩める人

「いい文章を書きたい!」
「そもそもいい文章ってなに?」
「文才がなくても文章が書けるか不安」

大丈夫です。こんな悩みを解決します。

著者の略歴

ACTION PLAN プロフィール
コピーライター歴8年、フリーランス歴4年。
これまで150を超える企業案件で、文章原稿を作成してきました。

記事を読むと

いい文章を書く「2つのコツ」がわかる
読む人のニーズを考えて文章が書ける

※目次をクリックすると、該当箇所に移動します。

いい文章を書くには【特定の個人】に向けて書くべき

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結論からお伝えします。

『いい文章』を書くには、「特定の個人」に向けて書くべきです

なぜなら、『いい文章』だと感じてもらえるかどうかは、読者個人によって違うからです。

いい文章だと感じる要素

・わかりやすい
・読みやすい
・筋が通ってる
・語法が正しい
・よく調べられている
・新しい発見がある
・日本語として美しい
・臨場感がある

たとえば上記はどれも『いい文章』だといわれる条件のひとつです。

ただし、あくまでも読者個人の琴線に触れ、「いい文章ですね!」と評価されなければ意味がありません。

いい文章を書く方法

文章の「評価基準」はいつも相手にあるということを忘れてはいけません。

「わかりやすい文章」は以下の記事で解説しています。
3つの『不』をヤメレば【誰でも】わかりやすい文章が書ける
「読みやすい文章」は以下の記事で解説しています。
読みやすい文章には『余白』がある【プチデザイン論】
WordPressでブログを始めるなら、デザインの『4大原則』を理解しよう!

そもそも『いい文章』とは?相手に評価される文章

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では、相手に評価されるためには、どう書くべきでしょうか?

評価される文章のコツ

①だれに書くか
②なにを書くか

順に解説します。

「筋が通った文章」は以下の記事で解説しています。
論理的な文章の書き方【重要】なのは伝える順番
説得力のある文章を書くには?【根拠が最強】

いい文章を書く方法①だれに書くか

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“あなたが書きたい文章を書くように、相手も読みたい文章を読む。”

この大前提を忘れてはいけません。

たとえどんなに「文章力」が高くても、そもそも読んでもらえなければ、だれにも評価されません

いい文章を書く方法

読んでもらうにはまず「だれに書くか」を考え、特定の個人を想定することでメッセージが明確になります。

不特定な相手に対して書くのは、不特定の相手にプレゼントを買うのと同じことだからです。

マーケティング用語では「想定読者」のことを「ターゲット」「ペルソナ」といいます。

「文章力」は以下の記事で解説しています。
「文章力」より「中身」がない?【2タイプから診断】
文章力が高い人は【五感】で伝える

ターゲットとは

(難しく感じるようなら読み飛ばしてOKです)

市場に存在する不特定多数の中から、特定の集団を読者(本来は顧客)に決めることを「ターゲティング」といいます。

決定した顧客が『ターゲット』です。

ターゲットとは

自分が販売したい商品の顧客
文章なら想定する読者

ターゲットは主に4つの変数を指標にします(セグメントといいます)。

4つの変数 具体例
行動変数 利用頻度、シーンなど
人口動態変数 性別、職業、家族構成など
地理的変数 国や地域、経済性、文化風習など
心理的変数 価値観、趣向、ライフスタイルなど

たとえばスターバックスのターゲットは、ライフスタイルで市場をセグメントした時に「落ち着いた自分だけの空間が欲しい」という集団をターゲットとしています。

だからこそ、”Third Place”(家庭でもなく職場でもない第3の空間)をコンセプト(ビシネスの軸)にしていますね。
 

ペルソナとは

一方で『ペルソナ』とは、「ターゲット」の中でもっとも理想的な顧客のことです。

「ターゲット」をより具体的にしたのが『ペルソナ』だという認識でOKです。

いい文章を書く方法

ペルソナを決める上には、次のような要素を具体的にしていきます。

ペルソナの要素

・氏名
・年齢
・性別
・職業
・年収
・住所
・家族構成
・趣味
・リテラシー
・価値観
・ライフスタイル
・使用SNS

具体的に読者イメージを作り込むことで、抱えている「ニーズ」が明確になります。

おのずと書くべきことも決まってきますよ。

「具体と抽象」は以下の記事で解説しています。
具体化と抽象化の『真実』行き来しないと【無意味】
アナロジー思考とは?【最高に生産的なアイデアのパクリ方】

すぐに使えるテクニック:「ターゲット」や「ペルソナ」が難しいなら

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もし「ターゲット」や「ペルソナ」を決めるのが難しいなら次の2つの視点で書いてみましょう。

読者の設定方法

①大切なあの人、アイツに向けて書く
②10年前の自分

①身近なあの人、アイツに向けて書く

架空の「だれか」ではなく、「身近な人」を読者にしましょう。

「なにを求めているのか」「どんな行動をするのか」などが具体的に想像できる相手がベストです。

身近な人の例

・気の合う友達
・仲の良い同僚
・かわいい後輩
・幼なじみ
・恋人
・パートナー

でしょうか。

たとえば英語の勉強の仕方を伝える場合。

あの人が英語に苦手意識があるのは、文法でつまづいたからだっけ。
文法のつまづきやすいポイントを、丁寧に解説してあげよう。

あるいは後輩に仕事を教えるときも同様です。

あの子は真面目で努力家だけど、進行管理が苦手だよな。
タスク管理の仕方を、もう少し重点的に教えてあげよう。

「伝えたい」という意欲をカタチにできるように「大切なあの人」を想定しましょう。

「伝わる文章」は以下の記事で解説しています。
伝わる文章を書く方法【相手のメリット】に変換

②10年前の自分

一方で「過去の自分」を対象にするのも効果的です。

「いまならわかるけど、当時はわからなかったこと」を「過去の自分」に伝えましょう。

過去の自分へのメッセージ

・どういう悩みを抱えていたのか
・なにがターニングポイントになったか
・なにを基準に行動したのか

そんな経験に基づく視点があれば、昔の自分と同じ状況の人に”刺さる”文章を書くことができます。

・「あそこでつまづいたけど、これをヒントに理解できたっけ。」
・「この固定概念があったから、ずっと躊躇してたんだよな。」

など、自分がした遠回りをしなく済むように、最短ルートを教えてあげましょう。

実体験に基づく1次情報は、2次利用・3次利用された情報にはない「独自の価値」になりますよ。

「視点」は以下の記事で解説しています。
本質を見抜く3つの視点と思考法【VUCA時代をどう生きるのか】

いい文章を書く方法②なにを書くか

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おさらいですが、『いい文章』とは、相手に評価される文章でしたね。

評価される文章のコツ

①だれに書くか
②なにを書くか

では、相手に「いい」と評価されるためには、「なにを書く」べきでしょうか?

それが「改善」です。

「なにを書くか」は以下の記事でも解説しています。
文章を仕事にできる人の特徴【業界8年】のコピーライターが解説
文章構成の決・定・版【PREP法】

読者は改善を評価する

改善とは、読んだ後に読者に与えた「プラスの変化」です。

いい文章改善

逆に、読む前と後でなんの変化もなければ、時間を奪っただけになりますね。

もっともシンプルに「差」をつくるには、読者の「不」に着目しましょう。

読者が抱える「不」

・不満
・不安
・不明
・不足
・不便

簡単にいうと「悩み」「困りごと」「疑問」です。

5つの「不」を改善する

「不」があるところには、必ず読者の「ニーズ」があります。

たとえば、次のとおりです。

不満:いつも指示を守ってくれない。部下をうまくマネジメントしたい!
不安:このままじゃ老後の資金がない。資産を増やす方法はないかな?
不明:英語の文法が理解できない。初心者にもわかるように教えて!
不足:いくらあっても時間が足りない。どうすれば家事を効率的にできるの?
不便:毎回洗って乾かすのって面倒。もっと便利な商品ないの?

悩みや疑問を「改善」できる文章こそが、相手に評価される「いい文章」だといえます。

「疑問の掘り下げ方」は以下の記事で解説しています。
なぜなぜ思考で【脱!思考停止】そもそも『考える』って?
思考を整理するならロジックツリーが【最強】

まとめ:いい文章を書く方法とは?

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いい文章とは、「相手に評価される文章」です。

評価される文章のコツ

①だれに書くか
②なにを書くか

①だれに書くか

「ターゲット」や「ペルソナ」が難しければ、次の2つの視点で読者を設定しましょう。

読者の設定方法

①大切なあの人、アイツに向けて書く
②10年前の自分

②なにを書くか

また「いい文章」は読者の「不を改善する」文章です。

②伝える内容=読者のニーズは読者の「不」から導き出します。

読者が抱える「不」

・不満
・不安
・不明
・不足
・不便

「どんな読者」の「なにを改善するのか」を考えて『いい文章』を書いていきましょう。

「問題解決の方法」は以下の記事で解説しています。
問題解決のための思考法【ボトルネックの罠】に注意!
論点思考とは?【本当に解くべき問い】を見極めて『生産性』を上げる

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KAI
「以上です。お疲れ様でした!」

参考
・「20歳の自分に受けさせたい文章講義」古賀史健
・「自分が良い文章を書きたいなら、良い文章とは何かを知っておく必要がある」マイナビウーマン
・「ベストセラー編集者が教える“いい文章をつくるコツ”とは?」新R25
・「良い文章ってそもそも何だろう?」impress BUSINESS MEDIA